「火花」(又吉直樹氏)を読んだ感想

ども~お久しぶりです!
生きてました(笑)
久々に投稿です☆

最近話題の作品、ピースの又吉直樹さん著「火花」を読みました。
普段、この手の小説は苦手で読まないのですが、ニュースで話題になっていたので
電子書籍で購入して読みました。

一気に読破したので、その感想でも書こうと思います。
ネタバレありなので、これから読もうと思う方はご遠慮くださいね(*'▽')






この物語はお笑い界の漫才を題材にしたお話でした。

本を読んでいて感心したのが、まあ難しい漢字や文書がスラスラ出ていて
又吉さんが学んできたことが表現されていて素晴らしいと感じました。
また、物語の風景も事細かく表現されていて、その町やお店、人物が
目に浮かぶようで分かりやすかったです。

・・・と褒めるのはここまでなのですが|д゚)
物語は少し辛めに書きます。

登場人物は主人公「徳永」
徳永は売れない漫才コンビ「スパークス」で日々お笑いをがんばっている青年。
ある日、才能豊かでひねくれ者(?)の先輩「神谷」と出会い、意気投合する。
とまあ、このような感じで2人の日常やお笑い「漫才師」にかける熱い想いが語られて物語は進んでいきます。

冒頭、2人はまだ20代の若輩者でありますが、ひょんな会話から師弟関係になります。
「なんでだ!?」と思わずツッコミを入れました。
若者同士(このとき徳永20歳、神谷24歳)で師弟関係だなんてリアリティーないなと感じました。
しかも、神谷は条件として「俺の伝記を書いてくれ」などと変なことを言います。
これを読んで「神谷はきっと最後には亡くなってしまうのだ」と勝手に思い込んでしまいました。(結局、亡くなりません。ギャグでした)

序盤~終盤まで2人の日常(お笑い界に精通したもの)を淡々と描き、時折熱く漫才についての会話が繰り広げられますが、2人のお笑いネタの会話は、正直言って笑えるものではなかったです。
「漫才師とはこうあるべき!」という会話も出ますが、その道を極めた人が語るのであればなるほど!と関心もしますが、それを語る神谷は超有名人というわけでもなく、24歳という若者ということで、単なる変な理屈をこねているだけという感じで、まったく心に響くようなものではありませんでした。(むしろ理解不能なことでした)

最後まで2人は成長することなく、逆に落ちぶれて終わってしまいます。
徳永は相方が引退するということで、自身も引退し一般人になります。
神谷は借金だらけになり、事務所も解雇され、なぜかお笑いのために胸にシリコンを入れて巨乳になります。(意味不明)

そんな2人ですが、お互いの交流は続き、2人で温泉旅行に行って花火を眺め、「熱海お笑い大会」に神谷が出場すると言い出し、ネタを考えて物語が終了。
大きな進展や展開もなく、淡々と物語が進んでいくだけであり、派手さや爽快さ、読み終わっての感動というものはありませんでした。
以上が、僕の感想です。

今、この感想を書いていて思ったのですが、序盤は又吉さん自身のことを描き、神谷みたいな先輩がいてくれたら良かったのにという願望が表現されていたのかなと感じました。
また、中盤から終盤まではお笑い界の現実や厳しさも表現したかったのだろうとも思います。

何にしてもとても話題性もあり、僕を含め、普段小説を読まない方も購入して読んでいる現状を見るとすごく貢献した本だと思います。その点に関しては素晴らしいと思います。

いろいろと辛らつなことを書きましたが、又吉さんの今後のご活躍をお祈りしております。

by BTfleam | 2015-07-23 11:32 | 日 記 | Comments(0)
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